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[卒業生インタビュー]新谷みずささん


新谷みずささん

2023年 Fashion Communication Digital Management & Media 3 Year Courseを卒業した新谷みずささんにお話をうかがいました。



就職先は世界で非常に注目されているイタリアのブランド、GCDSに決まりましたね。就職おめでとうございます。現在どのような仕事をしているのでしょうか?


最終的に自分が好きな方向性と合致したブランドに就職ができて嬉しかったです。

デザイナーのジュリアーノ氏が、やりたいことをやろう、アイデアがあればどんどんやろうって言ってくれて、非常に働きやすい環境です。今はイタリア国内外のさまざまなブランドイベントを手掛けています。



元々はNYに留学をしようと思っていたと思いますが、なぜミラノのマランゴーニに行こうと思ったのでしょうか?


NYの学校に行くことを考えていましたが、学費だけでなく、寮や生活費が異常に高かったんです。留学フェアでマランゴーニの話を聞いてから、ミラノやパリのキャンパスに興味を持ち、実際に現地キャンパスに見学に行ったらとっても良い印象を受けたため、マランゴーニに決めました。ミラノキャンパスからパリキャンパスに2年目から変更しようと思ったのですが、ミラノが思った以上に居心地が良かったんです。結局3年ミラノキャンパスに通うようになりました。



英語で授業を受けていたと思いますが、授業はどうでしたか?


日本語があまり得意ではなかったので(笑)、英語で授業を受けることができたのはとてもありがたかったです。クラスの人数は20人ととっても少ない上、先生も優しかったので、居心地がとてもよかった。1年目はファッションビジネスコースにいましたが、2年目からファッションコミュニケーションのコースに変更をした際、1クラス12人くらいに減り、さらに少ない人数のクラスになった。少人数というのも非常によかったところです。

グループワークが多く、課題が多かったけど、辛いと感じたことはありませんでした。コミュニケーションコースでは、クリエイティブな課題は非常に楽しめました。



新谷みずささん


クラスの学生はどんな学生でしたか?


4人くらいイタリア人、スペインの学生、2名のスイスの学生、南米出身の学生などがいました。一番仲が良かったへルシンキ出身の学生は、今パリでメゾンマルジェラで働いています。



留学中に思い出に残っていることは?


Vogueなどの雑誌のモデルをやりました。きっかけは有名なネイリストと知り合い、様々なプロモーション活動を一緒にやったことです。その時にご縁があって、モデルとして活動しないかと言われ、ミラノのモデル事務所で契約しました。その流れで、Vogueにモデルとして出たりしました。



新谷みずささん

留学中に一番大変だったことは?


就職活動ですかね。ミラノで探し続けようか、違う国に行こうか考えながら、さらに親からのプレッシャーもある中で、なかなかミラノで就職先が見つからなかった。コロナ禍から世界的に経済が低迷しているので、世界的に就職は難しいと思います。同期の学生はミラノでなかなか見つからなくて、パリに行ったらすぐに見つかっていました。弟は現在カナダに住んでいて、カナダやアメリカはもっとひどい状況と聞いていました。なので就職は簡単にうまくいかないだろうなと覚悟はしていました。



マランゴーニに通ってどうでしたか?


マランゴーには学校というより、キャンパス自体がオフィスみたいで、授業内容は実際に働いているような、実践型の授業をやっています。自分でプロモーションを手掛けるブランドを選択して、シューティングをしたりプランを練ったりと、本当にブランドで働いている感覚の授業を受けられました。

また、アメリカやカナダの大学と比べて自立した考えや生活を求めらました。

学校に通うだけで、自動的にいろんなチャンスが与えられるわけではない校風だったので、学校内外でもさまざまな活動をする学生が多かった。そういう意味ではとても刺激的で、そして自立をすることもできました。


新谷みずささん

これからのキャリアプランは?


GCDSのプロデューサーでありCEOのジュリアーノ氏と毎日話をしていて、将来こうしてみたいねって話もたくさんしている。そういう状況もあってまだ決められないですね。もしかしたらキャリアアップでロンドン・・・ロンドンは天気が悪いのでロンドンはないですかね(笑)。NYに行って新しいことをやってみてもいいかもしれないとも思う。ただ今のところしばらくは3、4年ミラノでGCDSで頑張ってさまざまなことにチャレンジしてみたいと思っています。

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